Ubuntu Weekly Recipe

第525回 Ubuntu 18.04 LTSリリース記念オフラインミーティング フォトレポート

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6月9日,グリー株式会社主催のもと,六本木にてUbuntu 18.04 LTSリリース記念オフラインミーティング18.06が開催されました。今回はいつもと趣向を変えて,フォトレポートという形でイベントレポートをお届けします。

Ubuntuオフラインミーティングとは

Ubuntu Japanese Teamは主にグリー株式会社主催のもと,半年に一度「オフラインミーティング」を開催しています。

これはUbuntuが半年に一度4月と10月にリリースされるので,それにあわせてリリースパーティやりたいよねというのが,主な目的です。⁠パーティ」なので食べ物も出ますしお酒も出ます※1)⁠せっかくUbuntuユーザーが集まるのだからと前でセミナーをおこなったりしますが,別に後ろでセミナーの邪魔にならない程度の酒盛りをしていてもかまいませんし,なんなら手持ちのデバイスを広げて黙々とハッカソンを行っていてもかまいません。そういう「ゆるめ」のイベントです。

※1
若い人も気軽に参加できるようにと,参加費は無料となるように心がけています。ただUbuntu Japanese Teamはただのボランティア集団です。過去に執筆した記事の原稿料・印税収入の一部やサイトのアフィリエイトなどをやりくりすることで,イベントを成り立たせています。

たまに勘違いされるのですがいわゆる「勉強会」ではありません。ただの「パーティ」です。リリースパーティでUbuntuについて勉強したり,日々の疑問を解消したいのであれば,積極的に詳しそうな人に話しかけたり,自分からセミナー発表に立候補してください。特に後者は主体性をもって調べなくてはならないため,⁠こうかはばつぐん」です※2)⁠

※2
さらに誤解されている向きもあるのですが,「からあげ」はおまけです。メインはUbuntuです。たしかに当日のアナウンスではからあげ関連が多めではあります。これはからあげは来場者の胃袋と心を満たすメインの飲食物であり,参加者の増減に合わせて分量を調整する必要があるためです。

ATNDのページにもあるように,今回のテーマは「 Ubuntu 18.04 LTSがやってきた! 」でした。2年ぶり7回目のLTS(長期サポート版)であるUbuntu 18.04 LTSは,前回のLTSと比較するとなんかもういろいろ変わっています。長期サポート版ということで,14.04や16.04からのアップグレードを考えている利用者も多いでしょうし,今回からUbuntuデビューを考えているご新規さんも訪れるであろうことから,このテーマとしました。

なお,これまでのオフラインミーティングの様子は,次の記事を参照してください。

今回はほぼ写真だけのレポートです※3)⁠きっとイベントの詳細は参加者の方々のブログに満ち溢れているでしょうから。

※3
「写真+ひと言コメント」のような体裁ならRecipeにイベントレポートを書いてもいいよという方,次回以降に司会が募集した時はぜひ立候補をよろしくお願いいたします。用語の確認,よく聞いてなかった・わからなかった部分のフォローアップなどはJapanese Teamで行いますので,未経験者でも安心です。

Ubuntu 18.04 LTS!

Ubuntuオフラインミーティングの魅力は,なんといっても多種多様なバックエンドを持つ登壇者によるセミナーです。UbuntuのようなLinuxディストリビューションは,OSそのものの用途が多岐に渡る上に,仕事上の作業環境として使われることも多いため,とてもバラエティに富んだユーザーを獲得しています。

よってこれまでのオフラインミーティングのセミナーも,他のプラットフォーム的な特徴を持つソフトウェアのイベントと同じように,さまざまな用途で使われるUbuntuの話を聞くことができました。

今回はテーマが18.04だったこともあり,LTS関連がメイン……にはなりませんでした。そもそもWindows APIとかCentOSを利用した発表もありました。ただしそれぞれの発表において,LTSが話の枕やきっかけになっていたようです。

図1 なんの打ち合わせもなく司会の長南さん(左)から呼び出されて「いつものアレ※4お願いします」と言われる小笠原さん(右)

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※4
Ubuntuオフラインミーティングではリリースパーティを名乗っているにも関わらず,参加者から「リリースおめでとう」というセリフがイベント後半になってようやく出てくる伝統があります。だいたい最初に思い出すのが小笠原さんなので,今回は小笠原さんにその場でお願いしました。ちなみにお願いした時点で開会から1時間以上経っています。

図2 ⁠Ubuntu 18.04 LTSリリースおめでとうございます!」

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UbuntuでRAW画像を取り扱う

トップバッターの発表は,関西から参加されたRakugouさんによるUbuntuでRAW画像を取り扱うです。

図3 ⁠ボディは消耗品,レンズは資産」という含蓄のある言葉から始まる発表

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Rakugouさんは,自身が保有するカメラである富士フィルムのX-T2を元にUbuntuでRAW現像できるかどうか,そしてできるとしたらどんなソフトウェアが候補になるのかを紹介しました。

図4 人が居なくなるのを30分ぐらい待って撮影したの雪の宝泉院の写真も現像できた

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RAW現像についてはdarktableの使い方を解説しました。本連載でも第474回で水野さんが取りあげています。

しかしソフトウェアがRAW現像に対応していない場合は,そのソフトウェアがサポートする機種を中古カメラでもいいから購入するという選択肢が出てくるあたり,カメラに魂を縛られた人間の業の深さを感じさせます。なお,FUJIFILM X RAW StudioのWindows版はリリースされているようです。

著者プロフィール

柴田充也(しばたみつや)

Ubuntu Japanese Team Member株式会社 創夢所属。数年前にLaunchpad上でStellariumの翻訳をしたことがきっかけで,Ubuntuの翻訳にも関わるようになりました。

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