MySQL道普請便り

第77回 mysqlコマンドラインクライアント

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mysqlクライアントのhistoryについて

mysqlコマンドラインクライントで実行した各コマンドは,homeディレクトリの.mysql_historyというファイルに保存されており,方向キーの↑(上)で遡ることができます。この.mysql_historyファイルを削除するとコマンド履歴を一括で削除することができます。
通常この履歴には,IDENTIFIEDPASSWORDという文字列については大文字,小文字関係なく履歴には残りません。もし他の文字列を履歴として残さないようにする場合は,mysqlコマンドラインクライアントを実行時に--histignoreを利用して,コロン区切りで文字列を追加します。

DELETE,INSERT構文を履歴に残さないようにmysqlコマンドラインクライアントを実行する例

$ mysql --histignore '*DELETE*:*INSERT*' -u root -p

また,履歴を一切残さないようにするには,.mysql_historyファイルを/dev/nullへのシンボリックリンクとして作成するか,MYSQL_HISTFILE環境変数を/dev/nullに指定します。詳細は公式ドキュメントのmysqlのロギングの履歴ファイルの制御を御覧ください。

まとめ

今回はmysqlコマンドラインクライアントのコマンドの紹介とhistoryについて説明しました。様々なオプションやコマンドを試してmysqlコマンドラインクライアントを使いこなして行きましょう。

著者プロフィール

深町日出海(ふかまちひでみ)

GMOメディア株式会社のデータベースエンジニア。主にOracleとMySQLを担当。得意なプログラム言語はJava。MySQLの好きなところはTABLEやINDEXの識別子に64byteまで使えるところ。

Twitter:@fuki190989

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