Rubyを活用した革新的なビジネス事例を表彰! Ruby biz Grand prix 2017

[2]Ruby biz Grand prixで受賞した企業の声

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Rubyの特長を活かし,ビジネス領域で新たなサービスを創造した企業や団体,個人を表彰する「Ruby biz Grand prix 2017」⁠第2回目はこれまでにグランプリを受賞した企業からのコメントを紹介します。

Ruby biz Grand prix受賞企業の声

Ruby bizグランプリ 2015 特別賞 受賞

株式会社マネーフォワード CTO
中出 匠哉(なかで たくや)

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質問① Ruby biz Grand prixを受賞したプロダクトにRubyを採用した理由を教えてください。

Ruby on Railsの開発生産性が高く,活発にメンテナンスされていて勢いがあり将来性を感じたことです。サービスをゼロから立ち上げるときのスピードを最速にできるため,当社のプロダクトではRuby on Railsが採用されています。

質問② Rubyがほかの開発言語より優れていると考えている点を教えてください。

言語の表現力が豊かで,書いていてエンジニアが楽しいという言語そのものの長所と,RailsやRubyGemsといったエコシステムが発達していたり,コミュニティが活発であることが大きなメリットであると考えています。

質問③ Ruby biz Grand prixを受賞したことでビジネスや開発業務に何か変化はありましたか。

Rubyを使ってサービスを開発しているという認知が向上し,Rubyエンジニア採用面のメリットがありました。また,流行っていて改善が活発な言語やフレームワークを使用していることはエンジニアのモチベーションなどでもメリットはあると感じています。

Ruby bizグランプリ2016 大賞 受賞

ラクスル株式会社 取締役CTO
泉 雄介(いずみ ゆうすけ)

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質問① Ruby biz Grand prixを受賞したプロダクトにRubyを採用した理由を教えてください。

実は,RakSulが当初得意だった言語がPHPだったので,初めは外部のエンジニアにも協力いただきながらPHPでβ版を実装していたのですが,β版が上がった直後に重大な欠陥(たとえばDBトランザクションの考慮,一般的なWeb脆弱性などが考慮されていなかった)が見つかり「このまま世に出すのはあまりにもまずい,今のうちに正しておこう!」という話になり,製品版を作るタイミングでアサインされたリードエンジニアの希望もあって,Rubyを採択しました。

質問② Rubyがほかの開発言語より優れていると考えている点を教えてください。
  • 記法がショート・シンプル・ストレートであること。
  • コミュニティのレベルが高く,再利用性に優れたライブラリが豊富であること。
  • 書いてて楽しい。
質問③ Ruby biz Grand prixを受賞したことでビジネスや開発業務に何か変化はありましたか。
  • 対外的(とくに採用面)において,技術的な優位性としてアピールできました。
  • 社員(エンジニア)のモチベーションも上がりました。

Ruby bizグランプリ2016 特別賞 受賞

ユニファ株式会社 取締役CTO
赤沼 寛明(あかぬま ひろあき)

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質問① Ruby biz Grand prixを受賞したプロダクトにRubyを採用した理由を教えてください。
  • 「 生産性の高さ」に尽きます。
  • スタートアップとして新しいサービスをゼロから立ち上げるというフェーズにおいて,少人数でスピーディーに開発を進め,ひとまず動くものを作ったうえで随時改善していく必要がありますが,その点Ruby,RoRはサービスの立ち上げまで非常にスピーディーに進めることができます。
  • とくにRoRについてはフルスタックのフレームワークですので,ビジネスロジックに集中できます。この初速の開発スピードはRuby/Railsの大きな強みだと感じます。
  • さまざまなGemやrakeタスクも充実しており,それらを活用することで実装量を減らせるのも,生産性の高さの要因になっていると考えています。
質問② Rubyがほかの開発言語より優れていると考えている点を教えてください。
  • ほかの言語と比べて直感的に書くことができ,エンジニアのストレスが少ないです。
  • 標準クラスも比較的高機能で,ほかの言語だと4,5行必要そうなものも1行で書けることがあります。
  • 運用時にもメンテナンス用の使い捨てスクリプトを書くのに便利であり,変更の多いWebサービスにおいて柔軟に利用できています。
質問③ Ruby biz Grand prixを受賞したことでビジネスや開発業務に何か変化はありましたか。
  • 自社の取り組みを認めていただけたことと,まつもとゆきひろさんとのつながりができたことなどから,開発メンバーのモチベーション向上につながりました。
  • メディアへの露出が増えたため,採用において応募者へのアピールになりました。

Ruby biz Grand prix 2017 開催概要

募集内容(すでに募集は終了)

Rubyを使った自社商品・サービス等で,⁠新規性」⁠独創性」⁠市場性」⁠将来性」に富んでおり,今後継続的に発展が期待できるビジネス事例を募集します。概ね1年以上ビジネスが継続されている国内外の事例を対象とします。

表彰
  • 大賞2 点程度(表彰状,記念品,副賞100万円)
  • 特別賞3 点程度(表彰状,記念品,副賞30万円)
審査基準のポイント
  1. 事業の成長性と持続性
  2. Rubyとの関わり方(優位性のPR)
  3. 事業の社会的な影響度(事業の実効性・インパクト)
  4. その他独自の特色ある事項,アピールポイント
主催
  • Ruby biz グランプリ実行委員会/島根県
Webサイト

Ruby biz Grand prix 2017 表彰式

  • 平成29年12月14日(木)⁠ 帝国ホテル(東京都)

来る12月14日,いよいよ本年度のグランプリが発表されます。今年のITトレンドを牽引するサービス/企業が一堂に会する本イベントの詳細はWebページをご覧ください。

次のページより,グランプリを目指す企業/サービスをご紹介します。