テストエンジニアという仕事は,
そうした逆境
600名超のテストエンジニアによる意識調査から見えるもの
基調講演を行ったのは,
「Tester Motivation
テスターの居住地域
欧州 | 228名 |
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オーストラリア | 247名 |
アジア | 39名 |
北米 | 22名 |
アフリカ | 4名 |
南米 | 3名 |
中東 | 2名 |
テスターの役職
テストアナリスト | 136名 |
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テストマネージャ | 136名 |
テストリード | 68名 |
テストコンサルタント | 47名 |
テスト長 | 37名 |
デベロッパ/テスター | 25名 |
その他 | 96名 |
テスターが所属する企業の規模
1,000人以上 | 237名 |
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250~1,000人 | 108名 |
50~250人 | 108名 |
10~50人 | 68名 |
2~10人 | 23名 |
1人 | 17名 |
対象者の業種は幅広く,
またライフサイクル管理の手法として最も多数を占めたのは
3つの 「モチベーション理論」
ご存知の方も多いと思いますが,
- フレデリック・
ハーズバーグの二要因理論のうちの 「衛生理論」 (1959年) - 衛生要因
(給与, 人間関係, 上司の質など) が不足すると不満を感じるが, 満たされたところでモチベーションの向上にはつながらない - リチャード・
ハックマン&グレッグ・ オールダムの 「職務特性理論」 (1976年) - 影響力の大きい仕事,
多様な技術や特殊な能力を要する仕事, フィードバックのある仕事などを与えられるとモチベーションが上がる - ダニエル・
ピンクの 「モチベーション3. 0」 (2010年) - 生存のためのモチベーション(モチベーション1.
0)や"アメとムチ"タイプの外的な報酬/処罰によるモチベーション(モチベーション2. 0)ではなく, 内的な要因(自律性, マスタリー, 目的)でもって自らを鼓舞しモチベーションを持続させる
今回のアンケートの結果も,
「潜在的なモチベーション」 は存在するか?
アンケートではまず,
では,
MPSは
- スキルの多様性
(Variety) - タスクの完結性
(Identity) - タスクの重要性
(Significance) - 自律性
(Autonomy) - フィードバック
(Feedback)
という5つの要因
リード氏は
モチベーションに対する顕在意識と,
こうした相関関係を調べるときは
相関図を作成するとおおよその傾向を示すグラフが浮かび上がってきます。グラフの傾きを示す係数
r=+0. | 非常に強い相関関係 |
r=+0. | 強い相関関係 |
r=+0. | 一般的な相関関係 |
r=+0. | 弱い相関関係 |
r=0~+0. | ほとんど相関関係はない |
ここで示された係数の値は約0.