レポート

アジアパシフィックのPyConユーザのつながりを感じた2日間「PyCon APAC 2019」レポート

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私自身の発表

PyCon APACでは私も発表を行ってきました。 私自身海外で30分以上の発表は初めての経験です(ライトニングトークは経験があります)⁠ タイトルは「Automate the Boring Stuff with Slackbot」というもので,Slack上にbotプログラムを作成して,いろいろ自分の作業を楽をしようというものです。 ちなみにこのタイトルは某書籍のタイトルをリスペクトしたものです。 スライドは以下のリンクから参照できます。

ここでは海外での発表でどのような準備をしたかと,実際に発表はどんな感じだったかについて書こうと思います。 まず,準備としては当然スライドを作ったり,話す内容をまとめたり,練習したりという当たり前のことを行います。 とはいえ,初めての英語発表ということもあり,思ったほど作業がはかどらず,結局発表当日までスライドは完成しませんでした。

発表の前半は「なぜそういうことをするのか」といった動機の話をするところなので,自分的にも英語がすぐに出てきにくいと思ったので,原稿を用意しました。 後半はプログラムの動作やコードの説明をするので,なんとか原稿なしでも説明できたかなと思います(原稿を作る余裕がなかっただけですが)⁠ また,当日午前中は通しで話してみて時間配分の確認や,英語が出てこなくて詰まる部分がないかということを確認しました。

トークの最初に「Slackbotの話をするけど腕立て伏せはしません」とLTの人にかぶせたネタと,⁠私はどこから来たでしょうか?」と白地図を表示するネタを直前に仕込んだところ,いい感じでウケたのでよかったです。 特に白地図を表示したときには「シンガポール!!」とボケ返す人に私が「Noooo!!」と返して,いい感じで盛り上がりました。

発表そのものは,直前のLTが時間が押したため私の発表時間が少し短くなり,少し延長させてもらいましたが,なんとか伝えたいことは発表しきりまし た。 質疑応答もなんとかこなし,終わった後に「発表面白かったよ」と言ってくれる人や「自分もbotを作ってみようと思う」と声をかけてくれる人がいたので, 次の行動につながる発表ができてとても満足です(声をかけてくれた一人は,私の英語のつづり間違いを修正するPull Requestを送ってくれました。恥ずかしい…)⁠

終わった後は完全に燃え尽きましたが,とても楽しく発表することができました。 また次の機会があれば,今回の反省を生かして,よりよい英語発表をしてきたいと思います。

筆者の発表の様子

筆者の発表の様子

ブース出展

PyCon APACでは日本で「Python 3 エンジニア認定基礎試験」を運営しているPythonEDがSilver Sponsorになっていました。 私自身もこの試験のレビューをしたりと関わりがあります。 今回は私がPyCon APACに参加するということがあり,ブース出展をPython EDから依頼されて,カンファレンスの1日目のみブースを出してきました。

このブースではPython EDについて英語で説明したチラシとステッカーをそれぞれ100枚用意しましたが,休憩時間には多くの参加者がブースを訪れてくれて,1日だけで全てを配り終えることができました。

いろいろな人が話を聞きに来てくれるのはとてもありがたいのですが,英語でいろいろな質問に答える必要があるため,とても疲れました。 写真はブースの様子で,右側の人はブースに話を聞きに来てくれた参加者です。

PythonEDブースの様子

PythonEDブースの様子

クロージング

イベント2日目のクロージングではプレゼント抽選が行われました。 このプレゼント抽選ではPython EDブース用に持ってきたマスコットのぬいぐるみ2体とマグカップ2個も提供させてもらいました。

抽選方法はホールの座席全体に番号を割り振り,その番号をPythonのrandom.choice()で選択するというある意味ローテクな方法でした。 席が空いている場合はその横の人が当たり,みたいにすることによりそれほどダレることもなく,サクサクとプレゼント抽選が行われ,なかなか盛り上がりました。

random.choice()で当選者を決めるコード

random.choice()で当選者を決めるコード

著者プロフィール

鈴木たかのり(すずきたかのり)

一般社団法人PyCon JP,副代表理事,株式会社ビープラウド所属。

部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い,その後必要にかられてPythonを使い始める。PyCon JPでは2011年1月のPyCon mini JPからスタッフとして活動し,2014年-2016年のPyCon JP座長。他の主な活動は,Pythonボルダリング部(#kabepy)部長,Python mini Hack-a-thon(#pyhack)主催など。

共著書に『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書(2018 翔泳社刊)』『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第3版(2018 秀和システム刊)』『Pythonエンジニア ファーストブック(2017 技術評論社刊)』『いちばんやさしいPythonの教本(2017 インプレス刊)』などがある。

最近の楽しみはPython Boot Campの講師で訪れた土地で,現地のクラフトビールを飲むこと。2019年は世界各国のPyConでの発表に挑戦している。趣味は吹奏楽とボルダリングとレゴとペンシルパズル。

Facebook:takanory.net

Twitter:@takanory

Github:takanory

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